前々回の記事で書いた通りフリーの音楽再生ソフト「foobar2000」(以下fb2kと書きます)のアルバムアート表示が乗っ取られてしまう問題ですが、やっと原因を探り当てることができたので報告します。
ちなみにおさらいです。不具合になったのは Windows7のWMP12(Windows Media Player)で発生したのですが、ジャケットの画像を埋め込んだMP3ファイルをWMPのライブラリに登録すると、同じフォルダにある別の画像を埋め込んだファイルのアルバムアートの表示(fb2kでの表示です)が全部置き換わってしまうという不具合でした。
よくよく調べてみたらWMPはライブラリに登録された音楽ファイルのアルバムアートのサムネイルを同じフォルダに作成するという仕様になっていたのです。作成されるのは「AlbumArtSmall.jpg」というファイルと「Folder.jpg」という2つの画像ファイルです。
何故これが発見できなかったかといいますとこの2つのファイルは隠しファイルでしかもシステム属性が有効になっていていました。どういう事かといいますと通常のWindows の設定ではエクスプローラに表示されないのです。これらを見られるようにするためにはフォルダオプションで設定を変更する必要があります。
検証したい方のためにこのような不可視ファイルを見られるようにする設定変更を書きます。
まずエクスプローラーのメニューの「ツール」→「フォルダオプション」を選択枝ます。そして「表示」タブを選択して次の画像のように2箇所の項目を変更します。
「隠しファイル~」を表示させるに変更
「保護された~」のチェックを外す(警告が出るがOKする)
こうすると見えなかった画像ファイルがエクスプローラのウインドウに出現します。
憎らしい隠しファイルが出現した
※ちなみに隠しファイルの検証が済んだらフォルダオプションの設定を元に戻しておくことをお勧めします。うっかりミスでシステムの重要ファイルを消してしまう可能性もあるので保護されたファイルを表示させるのは危険だからです。
この2つのファイルを削除すれば取りあえず問題は解決します。しかしWMPのライブラリに音楽ファイルを登録するとまた同じファイルが作成されてしまいます。設定変更でこのファイルを作らないようにできるかと思いまいて、WMPのオプションを良く調べてみたのですが Windows7のWMP12では該当するオプションは発見できませんでした。
たぶん2chあたりで回避策が上がっている可能性はありますのでどうしてもWMPの設定変更をしたい方は調べてみるといいかもです。
今のところWMPだけ弄っていたのでは解決しないので、 fb2kでこの問題を避ける設定変更をしてみましょう。fb2kのメニューから「File」→「preferences」と進み設定ウインドウを開きます。左のツリーから「Display」を選択して「Album art」の項目からアルバムアートで読み込むファイルの名称リスト(Search patterns)からFolder.jpgを削除します。以上の設定変更でアルバムアートが乗っ取られることはなくなります。
Folder.jpgを削除する
ちなみにこの設定変更をするとFolder.jpgというファイルをfb2kがアルバムアートとして読み込まなくなりますが、ジャケットの画像はMP3ファイルの中に画像を埋め込める仕様になっているのでそちらを推奨いたします。やり方は こちらの過去記事を参考にして下さい。
それにしてもWMPの仕様はなんとかならないものでしょうかね。余計なファイル(しかも隠し属性の)を勝手に作るなんぞは止めてもらいたいものです。こういった無茶というか余計な仕様にするのはMSらしいとも言えますが。とにかく散々ひどい目にあったので私はWMPで音楽を再生するのはいっさいやめることにします。MP3ファイルの関連付けも変更しました。
ちなみにおさらいです。不具合になったのは Windows7のWMP12(Windows Media Player)で発生したのですが、ジャケットの画像を埋め込んだMP3ファイルをWMPのライブラリに登録すると、同じフォルダにある別の画像を埋め込んだファイルのアルバムアートの表示(fb2kでの表示です)が全部置き換わってしまうという不具合でした。
よくよく調べてみたらWMPはライブラリに登録された音楽ファイルのアルバムアートのサムネイルを同じフォルダに作成するという仕様になっていたのです。作成されるのは「AlbumArtSmall.jpg」というファイルと「Folder.jpg」という2つの画像ファイルです。
何故これが発見できなかったかといいますとこの2つのファイルは隠しファイルでしかもシステム属性が有効になっていていました。どういう事かといいますと通常のWindows の設定ではエクスプローラに表示されないのです。これらを見られるようにするためにはフォルダオプションで設定を変更する必要があります。
検証したい方のためにこのような不可視ファイルを見られるようにする設定変更を書きます。
まずエクスプローラーのメニューの「ツール」→「フォルダオプション」を選択枝ます。そして「表示」タブを選択して次の画像のように2箇所の項目を変更します。
「隠しファイル~」を表示させるに変更
「保護された~」のチェックを外す(警告が出るがOKする)
こうすると見えなかった画像ファイルがエクスプローラのウインドウに出現します。
憎らしい隠しファイルが出現した
※ちなみに隠しファイルの検証が済んだらフォルダオプションの設定を元に戻しておくことをお勧めします。うっかりミスでシステムの重要ファイルを消してしまう可能性もあるので保護されたファイルを表示させるのは危険だからです。
この2つのファイルを削除すれば取りあえず問題は解決します。しかしWMPのライブラリに音楽ファイルを登録するとまた同じファイルが作成されてしまいます。設定変更でこのファイルを作らないようにできるかと思いまいて、WMPのオプションを良く調べてみたのですが Windows7のWMP12では該当するオプションは発見できませんでした。
たぶん2chあたりで回避策が上がっている可能性はありますのでどうしてもWMPの設定変更をしたい方は調べてみるといいかもです。
今のところWMPだけ弄っていたのでは解決しないので、 fb2kでこの問題を避ける設定変更をしてみましょう。fb2kのメニューから「File」→「preferences」と進み設定ウインドウを開きます。左のツリーから「Display」を選択して「Album art」の項目からアルバムアートで読み込むファイルの名称リスト(Search patterns)からFolder.jpgを削除します。以上の設定変更でアルバムアートが乗っ取られることはなくなります。
Folder.jpgを削除する
ちなみにこの設定変更をするとFolder.jpgというファイルをfb2kがアルバムアートとして読み込まなくなりますが、ジャケットの画像はMP3ファイルの中に画像を埋め込める仕様になっているのでそちらを推奨いたします。やり方は こちらの過去記事を参考にして下さい。
それにしてもWMPの仕様はなんとかならないものでしょうかね。余計なファイル(しかも隠し属性の)を勝手に作るなんぞは止めてもらいたいものです。こういった無茶というか余計な仕様にするのはMSらしいとも言えますが。とにかく散々ひどい目にあったので私はWMPで音楽を再生するのはいっさいやめることにします。MP3ファイルの関連付けも変更しました。